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2010年 10月 19日

長期優良住宅。

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10月17日(日)に、「城北の家」にて開催された、建物構造見学会。
構造見学会では、仕上がり前の床、壁、天井、そして足場に上らないと見ることのできない屋根等の高所の見学ができます。
また、工事工程や、使用部材・素材を見て、触れて、知ることができるのも、魅力のひとつ。


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「城北の家」は、長期優良住宅の認定を受けています。
長期優良住宅とは、その名の通り、長期間、良好な状態で住むことを想定された住宅のことで、
●数世代にわたり(少なくとも100年)構造躯体を使用できること
●建築基準法レベルの1.25倍の地震力に対して倒壊しないこと(耐震等級2以上)
●構造躯体に比べて耐用年数が短い内装・設備について、
  清掃、点検、補修、取り換えが容易にできること
次世代省エネルギー基準以上の省エネルギー性能であること
 (断熱性:Q値2.7W/m2k以下 気密性:C値5.0cm2/m2以下)
●良好な居住水準を確保できる大きさの家であること
●維持保全計画がなされており、少なくとも10年毎の点検を実施すること

という内容。

ザイソウハウスでは、長期優良住宅というものが決められる前から、
この基準を満たした家を基本としてきました。
家を長く使ってもらいたい、そのためには、長い時間の中で、いつでも家族が心地よく過ごせる場所でなくてはならない、
すると、上記のような基準を満たすことが好ましいと考えているからです。
品質管理を徹底した木材を、構造計算に基づいて揃え、組んでいます。
ベタ基礎コンクリートで支えられた床下部分は、どの床下部分にも行くことができ、確認ができるように工夫されています。
給排水管は、ヘッダーと呼ばれるHUBを中心に各所に水を運ぶようにし、
基礎を貫通する部分を最小限に抑えると共に、必要な時に、HUBにて配管を簡単に増減できるようにしています。
省エネルギー性能を高めるために、窓には複層LOW-eガラス、気密性の高いサッシを標準仕様としています。

長持ちする家をつくるには、どうすればよいのか。
その観点から選び、使われている部材や素材たち。その理由を含めて、実物をご覧いただけるのが、構造見学会。
今後も、構造見学会を開催予定ですので、
今回ご都合が合わなかった方も、是非ご参加くださいね。お待ちしております。




ちなみに、進行中の現場を公開する構造見学会では、
一般公開するためのしつらえに、職人さんも協力しています。
特に、展示台を作成したり、仮設部分や工事途中の部分に対しての安全対策など。

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棟梁の平野大工にお願いした展示台は、危なくないように面が取られていて(写真左)、
キッチンの配管立上り部には、つまずかないように、お手製のカバーが造られていました。
現場に慣れていない方々がほとんどだから、と気遣った職人さんの個性も、垣間見える見学会です。


「城北の家」(長期優良住宅・近くの山の木でつくるOMソーラーの家)
設計・施工/(株)ザイソウハウス
現場監督/西川 俊弘
棟   梁/平野 正三





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by zaiso-house | 2010-10-19 15:24 | 家づくり


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