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2012年 08月 01日

省エネな夏の暮らし方2

我慢しない程度に、消費電力を抑える、暮らしの工夫。
前回ブログでは、外から内から、とにかく日射遮蔽をして、
開口部から侵入する熱を和らげることをお伝えしましたが、
今回は、「窓を開けるタイミング」について。


【窓は基本的に閉める!】
ザイソウハウスの家もそうですが、高気密・高断熱住宅は特に、
外の熱を一旦室内に入れてしまうと、魔法瓶のように蓄熱してしまいます。
外気温よりも室内温度が低い時は、窓を開けず、外気を入れない方が、室内温度を低く保つことができます。

以下、ザイソウの家の住まい手さん宅の実測結果です。
省エネな夏の暮らし方2_d0095873_14214251.jpg
Aさんは、日中、窓を開けて過ごしてみえます。(日射遮蔽なし)
Bさんは、日中、窓を閉め、レースのカーテンを閉め、簾で日射遮蔽をしています。
同じ日で、地域や立地条件は若干違いますが、おおむね2℃の差。

グラフを見ると、午後18時頃、外気温より室内温度の方が高くなる、逆転現象が起こっています。
この時に窓を一斉に開けて、外気温に近づけます。

9時~18時頃までは、窓を閉める。
18時以降は、窓を開ける。


これが、室内温度を上げないための、モデルプランです。


しかし、窓を閉め切った室内で生活すると、湿度は高い状態に。
省エネな夏の暮らし方2_d0095873_1422310.jpg
晴れている日中は、外の湿度は低くなります。
窓を開けると、室内温度は高くなるけれど、湿度は低くなる。
どちらを快適とするかは、住まい手さん次第です。

ちなみに、窓を閉め切っているBさんは、扇風機で対応されています。
扇風機は、湿度を下げる効果はありませんが、人は風にあたると涼しく感じるので、
Bさんは、窓を閉め切った暮らしで、“快適”と感じてみえます。


在宅時は、
窓を開けるか、閉めるかは住まい手さんのお好みですが、
どちらにしても、日射遮蔽をすることをオススメします。
そして、
お出かけの際は、窓を閉めて、カーテンなどで熱を少しでも遮断して、
室内の温度を上げないよう、工夫しましょう。



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by zaiso-house | 2012-08-01 14:45 | 夏の暮らしアドバイス


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