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2013年 06月 17日

水やりが肝心。

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梅雨入りしているはずなのに、めっきり雨の少ない名古屋地方。
夏のような暑い日々が続いています。

今日は、植栽の話題。
「夏になったら、庭木の元気がない!虫のせいでもなさそうなのに・・・」という場合、
よくある原因が水不足。
水不足を解消するポイントは、3つ。

1.水不足は春からスタート。
2.朝晩の涼しい時にしよう。
3.たっぷり与えよう。


夏になると水不足を心配される方が多いのですが、
庭木の水不足は、植物が活発に活動し始める春から始まっています。
例えば、春に水が不足すると、夏にマメに水をあげても、水不足で元気がなかったりします。
夏前までは元気に見えていても、過酷な夏を乗り越える体力が残っていなかったりもします。

特に、植え替えた年は、植物自体が弱っているので、
気にかけてあげる必要があります。

庭木への水やり頻度は、1日1~2回。
暑い日中に水を与えると、根まで水が行き渡る前に蒸発してしまったり、
葉についた水滴がレンズ代わりになり、日焼けの原因になったりするので、
夜か朝方の涼しい時に行いましょう。
(人間にとっても、涼しい時の方がラクですしね。)


そして、水やりの量。
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根元に水鉢(水がたまるように堰をつくる)をつくり、水を溜めてあげましょう。
大きな樹は、根が深いところにあるので、しっかりと水を浸透させないと、
根まで水が届きません。

表面だけ湿らせて終わったり、根まで届く間に乾燥してしまうようでは、意味がありません。
ジョウロでさらっと、では足りないので、
目安としては、バケツ1杯の水量。
水鉢いっぱいの水がなくなったら、また溜めるというのを3回くらい繰り返すと良いです。
(ただし、水はけの悪い場所や地質の場合、根腐れしてしまう可能性があるので、様子を見てください。)

水やりが肝心。_d0095873_1635161.jpg

低木や小さい木は、根が深くないので、
水鉢をつくって、水を浸透させるほどではないですが、
それでも、しっかり与えてください。

葉の上からあげると、その葉が傘になってしまうので、
根本が乾いているケースもあります。
根元に水を注いでくださいね。




生き物なので、気を遣う部分もありますが、
恩恵もたくさんあるので、
私たちはプランニング段階から、庭木を意識して計画しています。

2年ほど経ってくると、その地に馴染むので、管理は随分楽なります。
マメにお世話をしていると、イロイロな発見に、日々が楽しくなるかもしれません。
樹を植えられたばかりの方、最初の1~2年は、頑張りましょう!



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by zaiso-house | 2013-06-17 16:59 | 夏の暮らしアドバイス


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