ZAISO-TIMES

zaisotimes.exblog.jp
ブログトップ

<   2011年 11月 ( 6 )   > この月の画像一覧


2011年 11月 29日

敷地を読む~廻りとの共生~1

d0095873_18392360.jpg
家づくりにおいて提案すべきことは多々ありますが、


「快適で省エネな暮らしを提案する」

ことは、とても重要なこと。
中でも、室内の温熱環境を快適に整えることは、大きなテーマです。
私たちは、建物自体に備えた性能や工夫で、それを実現したいと考えています。

つまり、パッシプデザインの家。
(passive=受動的な 建築的には、機械や設備を使わないことを指す)





あたり前のことですが、
敷地によって、陽のあたり、風の抜けは異なります。
その敷地に合った家を建てられる=敷地の持つスペックを最大限活かすことができることは、注文住宅ならでは。

設計者が、実際の敷地に立ち、廻りの建物を記録し、
どうプランニングしていくのかを見出す。
ある程度プランニングが固まった時、住まい手さんへのプレゼンテーションの手段として、
とても便利なのが、google スケッチアップ。

【google スケッチアップ】
googleが提供しているCADフリーソフト。
3次元で分かりやすいだけでなく、
365日、1分単位で日影を見ることができる。
ダウンロードフリーなので、データを私たちからお渡しすれば、
ご自宅でいつでも確認ができるのです。



このソフトが一番役立つのは、廻りに建物があるとき。
例えば、東へ45°振っていて、南~南西に隣家が近接する「緑の小路の家」の場合。
d0095873_18504583.jpg
冬至(12/22)の午前7時。室内に陽が入り始める。


d0095873_18521394.jpg
午前10時。玄関に、隣家の影が落ち始める。

d0095873_18525113.jpg
午前12時。
室内は日影に。
しかし、屋根面には陽があたっているので、OMソーラーは活動中。


d0095873_18534426.jpg
午後2時。なんとか、ガラス集熱パネルに陽があたる状態。
この後、建物全体が、隣家の日影になります。


日照条件が最も悪い冬至の日に、
室内に陽が差し込むのは4~5時間ですが、午前7時~午後2時までは屋根に陽があたるので、
OMソーラーを付ける意味はあると判断。



私たちの経験だけで語るのではなく、
このようなシミュレーションを住まい手さんにお見せすることで、
効果の裏付けと納得に繋がります。




ブログランキングに参加しています。一日一回ポチリと、応援していただけると嬉しいです。
         ↓

     人気ブログランキングへ  ありがとうございました。

d0095873_19105572.jpg

楽しい省エネライフを送ろう!
私たちは、この運動に賛同しています。

d0095873_2005798.jpg
太陽をうまく使い、
家そのものが働く床暖房「OMソーラー」


[PR]

by zaiso-house | 2011-11-29 19:06 | 設え
2011年 11月 25日

住み継ぐ家~チルチンびと取材~

d0095873_1034295.jpg
少し前になりますが、
まだ暑さの残る初秋に、建築雑誌チルチンびと(2011年12月末発売予定)の取材が行われました。
ご協力いただいたのは、ご両親+息子さんご夫婦+お子様との二世帯、6人が住まわれる「花園町の家」。

d0095873_1039238.jpgd0095873_10443444.jpg
築40年のご実家を新たに建替えた、「花園町の家」。
長期優良住宅の認定を受けた性能と、
暮らしに寄り添う間取り、
地域に溶け込むよう配慮された外観、
そして何より、住まう人全てが愛着を持てるよう
家族全員が参加した家づくりが特徴。
これから、長く大切に住み継いでいきたい、という想いがあふれた住まいなのです。

誌面では、そのような想いと、
家づくりのエピソード、暮らしぶりを、写真と文章でご紹介しています。


d0095873_1122829.jpgd0095873_1124518.jpg
ご両親が丹精込めて育ててみえる家庭菜園と、そばで元気に遊ぶお孫さんたち。
緩やかに繋がる親世帯と子世帯、気軽に行き来きできる距離。

d0095873_11855.jpgd0095873_119348.jpg
d0095873_1110719.jpgd0095873_11103443.jpgd0095873_1195270.jpg
奥様が活けるお花は、季節毎のしつらえ。
木の心地良さを大切にした家具、家族の思い出を楽しく飾るスペース、環境負荷の少ないペレットストーブ。

この家での暮らしを愉しむ様子が綴られたチルチンびと別冊~OMソーラー特集~は、
2011年12月末に発売予定です。お楽しみに!




ブログランキングに参加しています。一日一回ポチリと、応援していただけると嬉しいです。
         ↓

     人気ブログランキングへ  ありがとうございました。

d0095873_19105572.jpg

楽しい省エネライフを送ろう!
私たちは、この運動に賛同しています。

d0095873_2005798.jpg
太陽をうまく使い、
家そのものが働く床暖房「OMソーラー」


[PR]

by zaiso-house | 2011-11-25 11:22 | 暮らし
2011年 11月 18日

住まい手目線。

d0095873_19112447.jpg
家づくりに携わる関係業者を集めて、毎月定期的に開催している業者定例会でのヒトコマ。
よりよい家づくり現場を目指すために、様々なことを討議する場で、
今回は、現場監督の鬼頭が発表。
テーマは、

「現場でのマナー」

人によって、良し悪しが異なるマナーは、難しいものです。
気をつけているつもりでも、足りない時や、観点が違う時もあります。
一番怖いのは、良かれと思っていることや、何気ないことで、住まい手さんを傷つけてしまうことも。
いくつかの事例を挙げて、皆の認識を確認します。
d0095873_19323248.jpg
d0095873_19334127.jpg
噛みしめるように資料を見る人、想いを発言する人、、、。


住まいづくりは、
住まい手さんにとっては、一世一代のこと。
初めての経験である人がほとんどで、
その家づくりでの経験が、とても貴重で想い出に残るものです。
家を造り慣れている職人やスタッフは、
常に初心に立ち返り、住まい手さんの目線で考えることを、忘れてはなりません。
もちろん、近隣の方々の目線で考えることも。

d0095873_19104077.jpg
ディスカッションを繰り返し、想いを共有。良い時間でした。



最近いただいた、住まい手さんからのお言葉。
「他の工事現場に訪れたら、ひどい状態で、改めて、ザイソウハウスの職人さんの良さを感じました。
ご近隣の方からも、対応が一番よいとお褒めの言葉をいただきました。」

工事中のマナーが、ご近隣の方と住まい手さんとの関係性に影響を与えることもあるだけに、
ほっとしたお言葉でした。ありがとうございます。


おごらず、謙虚に、真摯な家造りをしていきたいです。








ブログランキングに参加しています。一日一回ポチリと、応援していただけると嬉しいです。
         ↓

     人気ブログランキングへ  ありがとうございました。

d0095873_19105572.jpg

楽しい省エネライフを送ろう!
私たちは、この運動に賛同しています。

d0095873_2005798.jpg
太陽をうまく使い、
家そのものが働く床暖房「OMソーラー」


[PR]

by zaiso-house | 2011-11-18 08:56 | 仕事人・職人
2011年 11月 15日

太陽の熱を感じる。

d0095873_2148886.jpg
先週末は、「りすと、どんぐりの家」の建物構造見学会を開催。
床下、壁の中、天井の中など、仕上げた後では見ることのできない部分を見て、
家の仕組みや構造、素材などを知る機会。
外見だけでなく、内部も知っていただけたら、
家に対する理解が深まり、
住まいを長く愛していただけるのではないかと、考えています。

d0095873_2233064.jpg
d0095873_2235670.jpgd0095873_225718.jpgd0095873_2252642.jpg
家を建てる前に、他の家造り現場を見る機会は、意外と少ないのでは?
家はこのようにして造られているんだ、
工程はこうなっているんだ、
仕上材の下は、このようになっているんだ、等、
皆様、色々と発見があったようです。

そして、「りすと、どんぐりの家」はOMソーラーの家。
d0095873_22203385.jpg
d0095873_22113273.jpgd0095873_22115587.jpg
軒先から採り入れた空気を、屋根に降り注ぐ太陽の熱で温めて、床下に送り、床下から家全体をあたためるOMソーラー。
完成した家では、その暖かさを体感できるのですが、
構造見学会では、床下に送る前の温風を、ダイレクトに感じられるようにしています。

今回は、OMソーラーの仕組みに初めて触れられた方も多く、
「この暖かさは幸せだ!」「しかも省エネで、お金もかからない!」と感動されていました。


大がかりな装置は使っておらず、空気を送り出すファンと、風向きを変えるダンパーがついているくらい。
そのほかは、あたり前に備わっている、軒先と屋根、基礎コンクリートを使う仕組み。
太陽をうまく使い、家そのものが働く床暖房は、ほとんど電力を使わず、
改めて、エコロジカルな仕組みだと感じています。

暖房で使われる電力は、家庭の消費電力の約1/4を占めている現状。
これからの時代は、よりエネルギーを使わない暖房が求められています。
特別な設備を使わず、電気を使わず、あるものを有効に使ったOMソーラーを、
暖房手段のひとつとしてオススメしているのは、その理由。

d0095873_22214528.jpg
今年の冬は、OMソーラーの温もりを体感できる機会を多く設けたいと考えておりますので、
お楽しみに!

d0095873_10482540.jpg



ブログランキングに参加しています。一日一回ポチリと、応援していただけると嬉しいです。
         ↓

     人気ブログランキングへ  ありがとうございました。

d0095873_19105572.jpg

楽しい省エネライフを送ろう!
私たちは、この運動に賛同しています。

[PR]

by zaiso-house | 2011-11-15 10:51 | 完成見学会・現場見学会
2011年 11月 09日

家具のはなし。

ザイソウハウスでお打合せ等をする際に使う、家具をご紹介。

d0095873_16465576.jpgd0095873_16472510.jpg
いちばん大きいテーブルは、楢(ナラ)のオイルフィニッシュ。
寸法:W2350×D1000×H700mm
足はテーパー(先細り)の角足で、すっきりとした印象。

ゆったり6人が食事をとれるくらいの大きさです。


そこに合わせた椅子は、
d0095873_16551280.jpgd0095873_16552824.jpg
d0095873_1656620.jpg

飛騨にある日進木工の、ホワイトウッドという椅子。
寸法:W575×D500×H730×SH430mm
アームチェアの部類で、
背もたれから、肘掛まで繋がるゆるやかなラインが特徴的。
楢(ナラ)材で、肘掛はウォルナット。
肘掛が短く、出入りがしやすいようデザインされています。

重さが3.4Kgと軽いのも、大きな特徴のひとつです。




--------------------------------------------------
d0095873_176596.jpgd0095873_174977.jpg
d0095873_1745772.jpg
写真左テーブル:W1500×D860×H700mm
写真右テーブル:W1350×D860×H700mm
ぴったり4人掛け、といった感じ。

材質は、いちばん大きいテーブルと同じ、楢(ナラ)。
テーパーをとっていない、真っすぐな角足で、どっしりとした印象です。


d0095873_17102598.jpg
合わせたのは、
イタリアのカルテル社の椅子。
ポリプロピレン製ならではの、なめらかな曲線が特徴。
寸法はW550×D520×H770×SH450mm
重量は4.9Kg

モダンな印象の椅子です。


JIS規格では、机の高さ700mmの時、椅子の高さ(SH)は420mm (適性身長165cm)ですが
人によって、また、使うシーンによっても、適正が変わってきます。

事務所に寄られた際には、ぜひ腰掛けて、その感触を味わって下さい。


ちなみに、今回の家具は、MAKUDEN(幕傳)で購入。
名古屋市中区にある、江戸時代から続く会社です。
輸入家具からオリジナル家具まであり、オススメなお店のひとつです。



ブログランキングに参加しています。一日一回ポチリと、応援していただけると嬉しいです。
         ↓
     人気ブログランキングへ  ありがとうございました。

d0095873_19105572.jpg

楽しい省エネライフを送ろう!
私たちは、この運動に賛同しています。

[PR]

by zaiso-house | 2011-11-09 17:46 | ザイソウハウスのこと
2011年 11月 04日

「山野田の家」改修工事、始動。

d0095873_10521265.jpg
「山野田の家」は、20年前にザイソウハウスが施工させていただいた家。
この度、生活スタイルの変化と、今後の維持管理を考えられ、
住まい手さんより、改修工事のご相談がありました。
その時期と内容がぴったり合って、
環境省の“OM地球温暖化対策技術開発等事業”の一環として、
既存住宅の温熱改修・OM化改修・耐震改修の実証物件として採択されたのです。
約1年前に、様々な計測器を設置させていただき、
外部環境と室内の温湿度の実測、電気・ガス・水道といった使用エネルギー量を365日間計測。


現在のお住まいから、
・室内の温熱改修(外部の影響を出来る限り受けない工夫)
・OM化改修(自然エネルギーを利用し、換気をしながら、室内の温度のバリアフリー化を行う。)
・耐震改修(耐震性の向上)
・室内のバリアフリー化、これからの住まい方に合わせた間取り変更

の工事が、これから行われます。
完成は2月末の予定。
その後、また、温湿度やエネルギー消費量を1年間計測し、
改修することにより、どれくらい改善されたかを実測します。


現在の「山野田の家」の様子。
d0095873_10524667.jpg
西に約45°振っている敷地環境。1F部分の屋根形状と素材を変えて、OMソーラーの集熱パネルを載せます。

d0095873_10473796.jpgd0095873_10582221.jpg
d0095873_10583833.jpg
20年前に建てられた当初は小さかったお子様も、今は巣立たれて、ご夫婦ふたりの住まいに。
2階は予備室とし、1階で暮らしが完結するように間取りを変更。改修工事も1Fがメインとなります。

LDKの配置はほとんど変えませんが、仕切りと段差を無くし、フラットに繋がるワンルームに。


d0095873_1123840.jpgd0095873_11232566.jpgd0095873_11233844.jpg
d0095873_1126578.jpgd0095873_11263087.jpgd0095873_11264384.jpg
d0095873_1133545.jpgd0095873_11282851.jpg

●玄関から室内への段差は少なくし、室内の段差を無くし、
 各部屋の入り口は大きくして、将来足腰が不自由になった時、車椅子でも楽に移動できるように。

●洗面室やお手洗い、脱衣室も、フラットで繋がるようになります。
 OMソーラーの暖かな空気で、床下から室内全体を温めるので、ヒートショックもありません。
 現在は1枚ガラスの開口部は、複層LOW-eガラスのアルミ樹脂複合サッシにし、
 壁や天井、床の断熱仕様を変更し、室内全体の断熱性を向上。

●凹凸があり複雑な形をしていた外周部の一部は、単純な形にして、
 必要なところは補強をし、耐震性の向上に。

d0095873_1204591.jpg
軒の出を大きくして、そこによしずを二種類設置し、
夏と冬の太陽高度に合わせて、日射を遮蔽したり、採り入れたり、といったパッシブ手法も採り入れます。



その他にも、性能向上のための工夫が随所にあり、
かなり大規模な改修となります。
壊れたところを直すのではなくて、暮らしやすくするための改修。
使えるものを残し、必要なところの性能を上げ、
家をさらに長く、快適に使うための手法。
ここでのトライアルが、今後の「日本の既存住宅の在り方」に大きく関わることは間違いありません。

「山野田の家」の改修工事が終わった際には、完成見学会を開催し、
皆様にも公開をいたしますので、お楽しみに!



「山野田の家」改修工事

現場監督/鬼頭 康博
棟  梁/平野 正三







ブログランキングに参加しています。一日一回ポチリと、応援していただけると嬉しいです。
         ↓

     人気ブログランキングへ  ありがとうございました。

d0095873_19105572.jpg
楽しい省エネライフを送ろう!
私たちは、この運動に賛同しています。

[PR]

by zaiso-house | 2011-11-04 12:21 | リフォーム